フリーランスになるにはWEBの職業訓練校に通う必要があるの?って、思っていませんか?
結論から言えば、フリーランスにはなる為には、必ずしもWEBの職業訓練校に通う必要はありません。
しかし、WEBの職業訓練校は、就職支援のために国により運営されていますから、通うメリットもあります。
最後まで読むと、あなたがフリーランスになる為に、WEBの職業訓練校に通う必要があるのか、理解できますので、ぜひ最後まで読んで下さいね。
それでは、早速WEBの職業訓練校について、知っていきましょう!
Contents
WEBの職業訓練校とは
WEBの職業訓練校とは、WEBデザインやHP制作といった、WEBを使ったIT分野の仕事を行う上で最低限必要なことが学べる場所です。
特にフリーランスになっている多くの人は、WEBを使用して活動している為、これからフリーランスになりたい!と思っている人は、最低限身に付けておく知識が必要です。
ですから、WEBの職業訓練校とは、まさにこれからフリーランスになりたい!と思っている人には打ってつけの場所ですね。
WEBの職業訓練校に入校するには
WEBの職業訓練校に入校するためには、ハローワーク経由での申込みが必要です。
そして、試験による選考もあるため、WEBの職業訓練校に入校する必要がある緊急性が高い人ほど優先的に入れることが出来ます。
また、WEBの職業訓練校に入校する人の多くが、ハローワークでWEBの職業訓練校への申請と失業保険給付とを、セットで受ける人が多いですが、必ずしも失業保険給付を受けることが絶対条件ではありません。
WEB業界への転職やフリーランスとしてWEBデザイナーになりたい人ならば、誰でも受験資格があります。
WEBの職業訓練校への入校する場合には、事前にWEBの職業訓練校で行われるカリキュラムを確認することが出来ます。
ですから、WEBの職業訓練校への入校を希望する際には、ハローワーク経由でWEBの職業訓練校へ連絡を取り、願書を出すWEBの職業訓練校を絞り込みと良いでしょう。
WEBの職業訓練校にはどれくらい通う必要がある?
多くのWEBの訓練校は、3ヶ月週5日通うコースが基本になっています。
中には、6ヵ月間通えるWEBの職業訓練校もありますが、基本は3ヵ月です。
ですから、WEBの職業訓練校に3ヵ月週5日通うには、最低でも60日以上は通うことになりますね。
WEBの職業訓練校に行くと何が学べるの?
WEBの職業訓練校では、WEBデザイナーやWEB業界で働くために必要なツールの使い方を教えてくれます。
もちろん、フリーランスになる為の知識も教えてくれますよ。
WEBの職業訓練校では、大きく分けて次の3つを教えてくれます。
- WEBデザインを行う為に必要なソフトウェアの使い方
- HP制作を行う時に必要なWEBデザインの言語
- スマートフォン向けのHP制作を行う為のWEB知識
以上の3つは、WEBデザインをする上では必ず必要になってくる知識です。
また、フリーランスにとっても、仕事を頂く為に自身のHP(ブログ)は必要になってきます。
ですから、WEBの訓練校では、フリーランスになる為の最低限の知識を教えてくれるということですね。
では、紹介したWEBの職業訓練校が教えてくれる3つのことを具体的に見ていきましょう!
WEBデザインを行う為に必要なソフトウェアの使い方
WEBデザインを簡単にできるソフトウェアは、WEBデザインをする上でとても大切になってきます。
あなたが普段何気なくWEBで見ているデザインの多くも、ソフトウェアで作られているのをご存知ですか?
WEBの職業訓練校では、プロが使用するソフトウェアの4種類の使い方を教えてくれます。
- Illustrator
- Photoshop
- Fireworks
- Dreamweaver
以上の4種理のソフトウェアは、画像処理ソフト3種類とWEB制作ソフト1種類です。
そして、紹介した4種類のソフトウェアの使い方を知らなければ、WEB業界で仕事が出来ません。
ですから、WEBデザイナーになりたい人にとっては避けられない道ですね。
ですが、普段あなたがWEBで見ているデザインも、自身で作れるようになれば、仕事に困るようなことにはなりません。
なぜなら、4種類のソフトウェアを自在に使えるようになれば、特殊スキルですから多くの仕事が舞い込んでくるからです。
HP制作を行う時に必要なWEBデザインの言語
綺麗な装飾されたHP制作を行おうと思うと、WEBデザインの言語は必要になってきます。
なぜなら、WEBデザインの言語は、WEBページを表現豊かなものにし、顧客からの要望を反映させるために必要だからです。
WEBデザインの言語とは、下記の写真にある英語や記号で表されているものです。
僕は始め、言語を見た時に頭が痛くなりましたw
しかし、言語を覚えることで自分自身の強みにもなっていますから、今では重宝していますよ
そして、WEBデザインを行う上で必要な言語は3つです。
- html5
- css
- jQuery
最低限以上の3つは知らないと、WEBデザインの業界ではやっていけないと思っていいでしょう。
しかし、WEBの職業訓練校では基本から学べますから、WEBの訓練校に通う時はしっかりと勉強しましょう!
スマートフォン向けのHP制作を行う為のWEB知識
HP制作を行う上で、スマートフォンで見やすいように作る為のWEB知識も必要になってきます。
下記は2017年に発表されたスマートフォンを使用する人の割合です。
表を見て分かる通り、スマートフォンを使用している人が急速に増えていますね。
ですから、スマートフォン向けのHP制作を行う為には、スマートフォン向けのWEB知識も必要になってきます。
スマートフォン向けのWEB知識が学べるWEBの職業訓練校は少ないものも、次の3つが学べます。
- レスポンシブデザイン
- WordPress
- PHP
以上の3つが学べるWEB職業訓練校は少ないので、一度WEBの職業訓練校に確認を取るのをおすすめします。
WEBの職業訓練校のメリットは?費用はなぜかからないの?
WEBを活用して仕事をしたい人にとって、WEBの職業訓練校の最大のメリットは材料費以外の費用がかからない事です。
つまり、格安でWEB業界に転職できるということですね。
そして、材料費以外の費用がかからない事を含めてWEBの職業訓練校のメリットは次の5つに分けることが出来ます。
- 国が支援しているから材料費以外費用がかからない
- 失業保険給付がすぐに支給開始される
- 別途申請を出せば補助金を受け取れる
- 高め合える仲間が出来やすい
- 学割で高額なソフトを購入出来る
では、1つずつ具体的に紹介しますね。
国が支援しているから材料費以外費用がかからない
WEBの職業訓練校は、運営をそれぞれの団体や公益法人がしていますが、国が全面的に支援している為、授業料が掛かりません。
例えば、3ヶ月間週5日通いのフルタイムで同じWEBの授業を民間の各種教室で行えば、受講料だけでも合計で500,000円~1,000,000円位かかります。
しかし、WEBの職業訓練校は、教材費として10,000円程度別途掛かりますが、メインの授業料は3ヵ月間無料で受けることが出来ます。
転職のために学校に通う時には、自腹で授業料を支払うことが一般的ですから、WEBの職業訓練校がいかに恵まれた環境かが分かりますね。
失業保険給付金がすぐに支給開始される
失業保険給付金を受け取るには、次の条件が必要です。
- 本人に就職する意思と能力がある。
- 積極的に求職活動を行っている。
- 離職日以前の2年間に被保険者期間が12カ月以上ある。
以上の条件が必要であり、【自主都合退社】という扱いとなっている人にとっても失業保険給付金を受け取るには同じ条件が必要です。
また、失業保険給付金を受け取るには、【3ヶ月の給付制限】がかかり、失業後3ヵ月経過しないと失業保険を受け取ることが出来ません、
しかし、WEBの職業訓練校に通う為には、ハローワーク経由で願書を出す必要があり、WEBの職業訓練校への入校は【ハローワーク指示】という扱いになります。
ハローワーク指示になると、【3ヶ月の給付制限は解除】され、入校すると失業保険給付金がすぐに開始され、WEBの職業訓練校に入校している間は失業保険給付金を受け取りながら職業訓練を受けることが出来ます。
もちろん、失業保険給付金を受け取る為には審査が必要ですが、WEBの勉強しながらお金をもらえるのも、WEBの職業訓練校に通うメリットですね。
詳しくは、お近くのハローワークに確認を取りましょう!
別途申請を出せば補助金を受け取れる
WEB職業訓練校に通うと、失業保険給付金とは別に最大10万円までの補助金を受け取ることが出来ます。
この補助金は、厚生労働省が発表しているものであり、【求職者支援制度】の中の【職業訓練受講給付金】に該当します。
こちらも、失業保険給付金とは別に申請を出す必要がありますが、WEB職業訓練校に通う場合には、必ず申請を出しましょう!
職業訓練受講給付金は、告知されることはなく、知っている人だけが対象になります。
ですから、WEB職業訓練校に通う時には、事前に厚生労働省の求職者支援制度のページを確認しましょう。
高め合える仲間が出来やすい
WEBの職業訓練校に通う人は、年齢も過去の職種も全く異なる人が集まります。
ですが、WEBの職業訓練校に通う人達は、比較的近い市区町村であることが多い為、高め合える仲間が出来やすいです。
WEBの職業訓練校に通う期間は、3ヵ月~6ヵ月で、比較的短い期間ですが、高めあえる仲間ができると、WEB関連の仕事についたり、フリーランスとして独立した後も相談出来たりするものです。
また、WEBの職業訓練校に通う期間中は、共通の授業を受けることになる為、自然と交流が深まる為、同業種への就職者として横のつながりが生まれますよ。
学割で高額なソフトを購入出来る
WEBの職業訓練校は、国が支援している制度となっているだけでなく、WEBデザインやWEB関連への就職支援の一貫として、ソフトウェアメーカーも学割の適用を認めています。
IllustratorやPhotoshopといった高額なソフトウェアは、一度購入すると更新するまで使い続けることが可能です。
学割購入出来るのは、学生としての身分を持っている状態の時のみですが、WEBの職業訓練校は学生に該当しますよ。
ですから、WEBの職業訓練校に入校すると、高額ソフトを正規購入で、学割で購入することが出来るのです。
もちろん、ソフトウェアメーカーから正規購入したライセンスは、WEBの職業訓練校卒業後も有効ですよ。
WEBの職業訓練校のデメリットは?なぜ転職率は高くないの?
一見するとWEBの職業訓練校に通うことはメリットばかりに思えますね。
しかし、WEBの職業訓練校に通うにもデメリットが存在します。
結論から言えば、WEBの職業訓練校を卒業しても、必ずしも転職に繋がるとは限りません。
転職に繋がらない理由を踏まえてWEBの職業訓練校に通うデメリットは次の3つです。
- 受講内容が初歩的なため転職に繋がらないことがある
- 週5日フルタイムでの受講が必要となる
- 受講人数が多く真剣に学んでいない人が含まれてしまう
では、それぞれ詳しくみていきましょう。
受講内容が初歩的なため転職に繋がらないことがある
WEBの職業訓練校を修了したからといって、1年制や2年制の専門学校ほどの内容を学べるわけではありません。
WEBの職業訓練校では、未経験の業種に最低限必要なWEB知識しか学ぶことができない為、WEB業界のような実践的な内容には授業で辿り着いていないのが現状です。
ですから、WEBの職業訓練校から帰宅した後に自分で補助学習を積まなければ、転職活動で役立つ状態にはなりません。
つまり、WEBの職業訓練校での授業は、最初の何を学んだら良いか分からない状況を脱却することを主眼にしていると考えて、自力で補助学習を行った人のみが転職に繋がっています。
週5日フルタイムでの受講が必要となる
WEBの職業訓練校の受講は週5日フルタイムで受講する必要があります。
なぜなら、未経験の未経験のWEBの授業となると、1日休んだだけで、授業内容についていけなくなる恐れがあるからです。
もちろん、受講中でも、ハローワークへ事前に就職活動の為の申請を出せば、授業を休むことも可能です。
しかし、全ての授業を完全に受講しながら、転職活動をしようと思うと、どっちつかずの状態になりやすくなります。
結果的に、WEBの職業訓練校に週5日フルタイムで受講することになります。
受講人数が多く真剣に学んでいない人が含まれてしまう
WEBの職業訓練校で学んでいる人、全員が本気でWEB業界への就職を望んでいるわけではなく、中には失業保険給付を受けるために仕方なく授業へ参加している人も少なくありません。
実際に真剣にWEB業界に転職するために、熱心に授業を聞いている人の割合は、全体の1/3程度しかいないとも言われています。
ですから、WEBの職業訓練校には、失業保険給付とセットで受講する人が多く集まるからこそ、真剣に学んでいない人が含まれてしまいます。
フリーランスになりたいと思っているあなたへ
WEBの職業訓練校について徹底して紹介しましたが、理解頂けましたか?
確かに、WEBの職業訓練校に通うメリットは、授業料が無料でお金をもらいながらWEBのスキルを見つけることも可能です。
しかし、WEBの職業訓練校を卒業したからと言って、必ずしも転職できる訳でもなく、すぐに活躍できるわけでもありません。
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フリーランスとして活動する為の多くの知識を実践形式で学ぶことが出来ます。
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