こんにちは、福川です。
さて、今回は企画の組み立て方についてお話ししていきます。
素晴らしいアイデアや企画があったとしても、
実際に形にしていくには、具体的なストーリーを考える必要があります。
あなたは、何かを企画をしたことはありますか?
ビジネス促進のためのイベントやワークショップを企画する際に、
どうやってカタチを作れば良いかわからない!
そんな方に、オススメの内容になっています。
もしくは、企画を作ってみたは良いけど、
本当にこれで良いのか、実際に開催してみて問題なくスムーズに進行できるのか、
不安になってきます。
そのため、企画をどうやって考えれば良いのかについて
今回、記事を書いてみました。
Contents
「企画」と「アイデア」の違い
まずはじめに、あなたは、「企画」と「アイデア」の違いはわかりますか?
一緒でしょ!と思ったら大間違い。
アイデアとは?
アイデアとは、目的実現のための「発想、思いつき」のことです。
そのままでは、企画とはいえません。
企画とは?
では、企画とは?
文字通り、「計画を企てる」ことをいいます。
これは、アイデアを具現化するための、現実的なストーリーを企画することを言います。
思いついたアイデアを具体的に実行するための前段階が企画する状態であり、
企画が良いと判断したら、実行するための計画に移ります。
企画と計画の違い
現実的に成果の出ると予想される企画ができると、
次はその企画の実行に向けた具体的な段取り、スケジュールなどの詳細を決めます。
それが計画になります。
企画の土台となるアイデアを考え、
そのアイデアを企画にまとめ、
具体的な計画として実行への段取りを組みます。
◆企画力を高めるために
まずはじめに、イベントやワークショップや勉強会の企画をするための要件を確認します。
この作業をすることで、具体的に成果の出る企画を作ることができます。
逆にこの作業を怠ると、上手く企画を作ることはできないのは当然、企画を実行したとしても、満足のある成果を得ることができません。
そのために、企画立案の際には、「6W3H」について、それぞれ明らかにする必要があります。
◆6W3H
(1)なぜ:Why
・なぜ開催するのか?
・どのような問題を解決しようとしているのか?
・開催することで、どのような効果が得られるのか?
・落とし所は?
(2)何を:What
・何をしようとしているのか?
・その内容を受け取るメリット、デメリットは?
・どこまでの範囲をやるのか?
(3)誰に:Whom
・参加して欲しいターゲットはどんな人か?
・何を解決したいと考えている人か?
・見込み客は、現在どんな生活を送っているか?
(4)誰が:Who
・誰が行うのか?
・どんなスキルが必要か?
・どのような体制、チームで行うか?
・協力者は必要か?1人で大丈夫か?
(5)いつ:When
・開催日時の決定
(6)どこで:Where
・どこで開催するのか?
・開催会場、住所、アクセスなど
(7)どのように:How
・どのように開催するのか?
・当日スケジュール
・準備物はあるのか?
・開催するまでに何をする必要があるのか?
・集客方法、告知内容・方法
(8)いくらで:How Much
・参加費はいくらか?
・開催するために、どのくらい費用が必要か?
・得られる効果に対して、妥当な予算か?
(9)どのくらい:How Many
・開催する規模はどのくらいか?
最後に
企画立案が明確になると、開催するために何をするべきか把握できたかと思います。
あとは、案内文を作成し、お申し込みの流れを考え、
集客・告知に注力すると、スムーズに開催することができます。
素晴らしいアイデアがあって実際に企画して開催するとなると、
大変で難しいと考えている人が多いかもしれません。
しかし、自分がやりたいことを企画するというのは、
本来とても楽しいことです。ワクワクした気持ちで本番をイメージするのです。
企画が決まってしまえば、あとはやることをやるだけです。
そして、人が集まってしまえば、勝手にカタチになり、
しっかりとコンテンツを提供すれば大丈夫です。
イベント、勉強会、ワークショップの企画をお考えの方は、
この記事を見ながら、企画を考えてみましょう。