ブログやサイトを作成されている方に多い悩みが「スラスラとブログ記事が書けない」ということだったりします。
せっかく書きたい内容の記事があるのに、その内容を上手く文章として記事に書けない・・・読者が読みたいと思えるような記事を書きたい・・・そんな悩みを抱えているかと思います。
そこで今回、文章力が高まるたった1つのことについてお話ししていきます。
テクニック以上に大切なことがある
文章力を身に付けるに当たり、本やインターネット、セミナーなどで文章を勉強した方もいらっしゃるかと思います。コピーライティングや文章のテクニックを勉強することはとても大切です。「スキル」を磨くにはまずは、「知識」を入れることが大事だからです。
僕も昔は、ひたすら勉強をしていました。コピーライティング、心理学、マーケティング、あらゆるテクニックを「知識」として取り入れました。しかし、ある日気付くのです。ノウハウやテクニックを勉強をしても、文章力は多少は上達するかもしれませんが、魅力的な文章かと言われたらそうではありませんでした。
テクニック以上に大切なことがあると気付いたのです。
国語が苦手でも文章力は高められる
小学校の夏休みの宿題、「読書感想文」が一番苦手でした。作文とか感想文とか本当にイヤでイヤで・・いかにして本を読まずして読書感想文を書き上げるか、なんて無駄なことをしていました。
国語の意味、文学知識や漢字の書き取りや文章読解力などが挙げられますが、文章力には国語よりも言語力の方が重きを置いている気がします。
文章力というのは、「言葉の力」とも訳せます。日本語を扱っている僕らは普段話している言語力がしっかりと身に付いていれば国語が苦手でも大丈夫です。
とはいえ、最低限の誤字脱字を見直す力や漢字や言葉は知っていた方が良いです^^;
発信するということ
僕らは運が良いのか必然なのか、コミュニケーションの幅が昔より豊かです。電話やメールだけでなく、SNSやLINE、Skype、チャットワークなどで、世界中の人とリアルタイムでコミュニケーションを行うことができます。手紙で電報を打っていた頃とははるかに時代が違います。
そんな時代に生まれた僕らは、コミュニケーションとして普段から文章に触れることが多くなりました。
文章を読む人、文章を発信する人、
今、あなたがやるべきことは文章を発信することだと思います。
「そんなこと言われなくても分かっている!」って言われそうですが、事実です。
素晴らしいテクニックや良い内容のコンテンツがあったとしても発信しないと宝の持ち腐れ。
「量」は「質」を凌駕する
上手くいかない原因は、初めから完璧を目指してしまうことです。
スポーツでもそうですが、基礎があって日々の反復練習で「スキル」を磨いていくものです。初めから完璧を目指してしまうと上手くいきません。なぜなら、理想が高すぎるので自分の「スキル」とのギャップで前に進めなくなるからです。
では、文章力を高めるにはどうすればいいのか?
それは、とにかく「文章を書く」ことです。
僕は今まで、ブログ記事に始まり、セミナー案内、クラブイベントPR案内、ボランティア団体のプレスリリース、雑誌のグッズ紹介、飲食店メニュー、美容サイト文章、不動産顧客獲得レター、短時間睡眠、コピーライティング、ビジネスマインドなど、様々な文章を書いてきました。
とにかく量をこなしていくと
「文章を書く」ために共通して必要な事を感覚的につかむことができます。
その感覚があるから、ブログの記事でもレターのライティングでも、全部同じように進めることができるようになったのかな、と思います。
「スラスラと文章を書き進められない!」と悩んでいるのであれば、完璧を求めず、とにかく文章を書きましょう。
さすれば、「量」は「質」を凌駕し、おのずと文章力が高まります。
もちろん、どの文章も適当にやるのではなく、他の人のを参照したり、良いと思う部分は参考にしたり、真似てみたり、イマイチだと思う点は反面教師にしたり、そうやって自分なりに工夫しながら書いてみて下さい。
まとめ
文章力を上げたいからといって、単直に「ライティングマニュアル」等ばかりを見ていては、その効果は小さいです。僕も何冊かライティングの本を読みましたが、これはあくまでも基本をおさえるため。
そこに付け足して、得た知識をより効果的に引き出すのは自分自身の経験と実績からだと思います。
これからも文章力を磨いて、発信していきましょう^^