こんにちは、大人の楽屋 福川です。
11/24(土)に合同会社リルワールドの岩下晃子さんにお越しいただいて、インバウンド事業と女性として働き方についてお話ししていただきました。
当日の様子をリポートします。
Contents
インバウンドの可能性
オリンピックが近くに連れて、インバウンドは良く話題にされるワードです。
東京にいたら外国人が多いなと感じますが、世界的にみたらそんなに多くはありません。
2017年のデータでは外国人旅行者は約2800人と世界12位の数字。。
フランスやスペインと比べると3分の1以下で、まだまだ観光大国と比べて訪日外国人が少ない現状。
2020年以降は訪日外国人増加が見込まれ、政府は2030年に6000万人を目標にしている。
少子高齢化が進む中、外国人旅行者が増える流れで、インバウンド事業も今後増えることは間違いありません。
そんな中、外国人旅行者アンケートによると、日本に来る目的は「日本食を楽しむこと」が圧倒的に多く、飲食店に目をつけたインベウンド事業を展開している。
タベルコト
今回お話ししていただいた岩下さんが展開しているインバウンド事業「タベルコト」は、飲食店向けの多言語化サイトサービスです。
大学生の頃から、オーストラリア1回ニュージーランド2回の留学経験から、外国人と触れることが多く、日本に来ている「外国人は何に困っているのか」にいつもアンテナを張って聞いていました。
その中でも日本食は評判が良く、食を楽しみに日本に来ている人も多いとのこと。
しかし、日本の飲食店に入っても、メニューは日本語でどんな料理なのかわからない現状、結局行き慣れた外資系の飲食店に入る始末。。
それでは日本食は楽しめない!と考え、飲食店向けの多言語化サイトサービスを開始する。
外国人フレンドリーなお店を目指す3つのインベウンド対策
外国人に対して対応できていない飲食店が多く、これからインバウンドを視野に入れた対策が必要です。
そこで、「タベルコト」を活用することで、外国人が来やすい状態を作ることができます。
旅行者向けグルメサイト
日本語だけだと、外国人に魅力を伝えることはできません。
多言語サイトを活用することで、旅行前や旅行中にお店の魅力を伝えることができます。
伝わる英語メニュー
海外に行ったことがある方は1度は経験をしたことがあるはず、飲食店に入ってメニューが日本語で書いてあったら良いなと思ったことはありませんか?
来店時に外国人をフレンドリーに受け入れることができます。
外国人へのプロモーション
旅行会社やメディアに多言語サイトを掲載することで、外国人へのアプローチ機会を増やすことができます。
お店を知ってもらうためにプロモーションをすることができます。
ビジネスコンテストで実績を作ろう
事業をスケールさせるためには信用と戦略が必要です。
信用があればお客さんになりやすく、戦略があれば早く結果が出る。
今回、岩下さんがオススメしていたのは「ビジネスコンテスト」です。
これは、都道府県や市町村が開催していたり、団体でコンテストをやっていたりするのですが、意外とみんな応募していないので、やったほうがいい!!
受賞できれば、賞金があるところは賞金が出るし、サイトに〇〇賞を取っていますと書ければ箔が付きます。
スタート時で実績がまだなくても、受賞されたという実績があれば協力してくれる人も増えるし、事業も進めやすくなります。
ぜひビジネスコンテストに挑戦してみてください^^
女性としての働き方
岩下さんは、2児の母であり起業家です。
当然家族のこともして仕事もバリバリやっている。
仕事とプライベートの両立や時間の作り方などお話していただきました。
- 朝と夜は家族の時間
- 日中と深夜に仕事
- 土日はほぼ子供と一緒
子供と一緒に寝てしまうこともあるが、少ない時間でいかに仕事を進めるのかが重要で、大きく3つを意識しているとのこと。
- 自分に出来ないことは誰かにやってもらう。
- 何をやるべきか常に把握しておく。
- 後回しにしない。
まだまだ考えることあるけど、一つひとつやっていきたいと女性起業家として背中を見せていきたいと話していました。
参加者からの感想
終了後、参加者から様々な感想をいただきました。
■事業の拡大の仕方、アイデアの発想など勉強になりました。
■女性起業家としてお子さんもいる女性がどんな風にはたら働かれているか聞けてよかった
■Q&Aが充実!インバウンド事業頑張ってください!
■海外に滞在している際に日本のインバウンド事業のこれからについて考えてみたいと思いました。
などなど、素敵な声をいただきました。
インバウンド事業や女性の働き方について学ぶことができましたね^^
ご参加してくださった皆様、ありがとうございました!