【例文付き】フリーランスが今すぐ使える仕事の断り方とメールの送り方

フリーランスでお仕事をしている人は、お仕事の依頼があるのは大変喜ばしいことですね。

しかし、現在抱えている仕事が忙しく、すでに手いっぱいで、スケジュール的に引き受けるのが難しい場合があります。

ですが、仕事の依頼を受けたにもかかわらず、あまりにも無下に断ってしまうと、それ以降仕事をもらえないかもしれないので、断り方にも配慮が必要です。

本記事ではフリーランスの人が使える仕事の断り方を例や例文を踏まえて紹介しますので、今すぐにお仕事をお断りした人はぜひ活用して下さいね。

【例文付き】フリーランスが今すぐ使える仕事の断り方

フリーランスの仕事の断り方

どんなメールを送った方が相手に対して失礼がない?

最初にお仕事をもらったら、まずはお礼を含んだメールを送ることが大切です。

そのうえで、現在、お仕事が立て込んでおり、どうしても断ることが出来ないという旨を伝えるようにしましょう。

相手に対して、失礼が無いようにするには、一方的に断るという姿勢ではなくて、以下の対応だと印象が良いです。

  • 今は立て込んでいるので、少し待ってもらうことは可能か確かめる
  • 依頼内容のなかで一部であれば受けられるかどうか
  • いつぐらいになら着手できるなどのような具体的な質問や打診、代替案などを提示

とはいえ、「今はお引き受けできません」などのような断固とした断り方ではなく、以下の確認を取ることをおすすめします。

例文
現在、仕事に着手しており、その納期がいつぐらいである、そのため、それ以降であれば時間ができるので、そのころならお受けできる。

上記の例文の様に具体的な断る理由と、それに代わる案や、対策などを提示すれば、相手もリアクションしやすく、心証としても悪くなることはありません。

スケジュールが合わない時の断り方

スケジュールが合わない時の断り方としては、以下の例文を参考にすると良いでしょう。

例文

とても興味深い仕事なので、是非お引き受けしたいのはやまやまなのですが、現在他の業務に取り組んでおり、どうしてもお引き受けすることが難しいです。

ですが、現在取り組んでいる業務が終わってからならお引き受けすることができます。

上記の例文のような意味合いを含んだ断り方がベストです。

間違えても「今忙しいので、あなたの仕事は引き受けられない」という冷たい断り方はだめです。

予算が合わない時の断り方

予算が合わない場合は、まずは、自分の最低限度の見積もりを提示したうえで、どうしても折り合いがつかない場合としては、できるだけお引き受けしたいので、できればここまでならお引き受けできるというように少し額を下げるのも一つです。

この場合、最初に少し額を上乗せしておいたほうが交渉しやすいです。

ですが、最初からいっぱいいっぱいの見積額を提示しており、どうしてもそれ以上は額を落とせないという場合は、やはり無理にお受けするべきではありません。

というのも、一旦お引き受けしてしまうと、額をあげるという交渉は、着手の段階よりさらに言いにくくなってしまい、いやいや仕事をしなければならないということにもなりません。

ですので、いくら魅力的な仕事であっても予算度外視では引き受けずに、以下の例を活用しましょう。

  • 1カ月間はこの価格でやってその後見直しを確約しておく。あるいはなんらかの案を始めに提示しておく。
  • 断る前に、まずは交渉姿勢をみせ、それでもだめなら、では今回はどうしても折り合いがつかないので一旦見合わせる。

上記の例のような流れでお断りするようにしましょう。

得意分野ではない時の断り方

先述した「予算が合わない時の断り方」で得意分野の仕事が入る可能性があるかということについて再度確認し、もし得意分野の仕事が将来的に発生しそうだということであれば、それを待つというような断り方がベストです。

この分野の例文は以下です。

これまでに経験がないので、即戦力としてはお役に立てないので、次の機会(自分の得意分野の仕事が発生する時)まで待機します。

というように、お断りというよりは、待機という言葉を使うと、関係性はつながったまま、その仕事は引き受けない、辞退するというような流れをつくることができます。

どんな言葉を送ったら相手に対して好印象?

相手に印象が良くなるかということは、まずは感謝をしっかりと表現するということです。

それから仕事への興味も示すようにしましょう。

さらに、

今回は、一旦ご辞退するけれども、次の機会を期待したいので是非気軽に声をかけてほしい」ということを強調しましょう。

こういった過去の縁が、将来の仕事に繋がることになりますので、フリーランスが仕事を合間なく受けられるコツは、こういった縁を大切にすることです。

【例文付き】納品が遅れそうになった時のお仕事の断り方

フリーランスの仕事の断り方

納品が遅れそうになった時の断り方は、以下のことを明確に述べることが大切です。

  • どれくらい遅れるのか
  • どういう理由で送れるのか
  • 代替案などを明確に述べる

そして、以下の例文の様に説明すると良いでしょう。

例文:納期が15日

この度のお仕事の納期について、ご相談したいことがございます。

今回お引き受けしたお仕事ですが、納期は15日となっております。

ですが、急なことで、子供がインフルエンザにかかり、病院への通院や看病で、どうしても2日ほど猶予をいただかねばならなくなりました。

そのため、15日が納期だったのですが、2日間伸ばしていただき17日とさせていただくことは可能ではないでしょうか?

もし、どうしても不可能ということであれば、一部の業務を他の方に変わって頂き、15日までにその半分を修めさせていただきたいです。

もし、17日納期でも構わないということでしたら、引き続き作業の方を進めさせていただきます。

17日中には必ず納品いたします。

このようなことで大変ご迷惑をおかけしたことを深くお詫びいたしますが、どうかご検討いただきますようよろしくお願いいたします。

上記の例文のようにメールを送ると良いでしょう。

ポイントしては、

  • どれくらい遅れるのか
  • いつなら納品できるのか
  • どういう理由で遅れるのか

ということを明確に説明するということです。

まとめ

フリーランスの断り方

今回の記事で紹介した通りフリーランスの人は、仕事をする相手との関係がとても大切です。

つまり今回のお仕事の断り方が将来のお仕事にも響いてくるということなのです。

このポイントをしっかり押さえている人は、フリーランスとして、止み間なく仕事をもらうことができます。

逆に上記のポイントをわきまえていないフリーランスの人は、発注者と良い関係を築くことができず、単発や1回限りの仕事が増えてしまいます。

仕事の断り方一つで、この明暗を分けますので、是非今回ご紹介しましたことがらに注意しながら、お断りや交渉を行っていくようにしましょう。

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