好きなことを仕事にするというのはどんな人にとっても良いことでしょう。
仕事は一生長い時間をかけて行うものですから、できるだけ好きなことがよいでしょう。
「好きこそものの上手なれ」と言うように、好きなことであれば努力は惜しみません。ですが、嫌いなこと苦手なことを職業としているとストレスばかりが溜まってしまいます。
音楽好きの方にとって音楽で飯を食っていければいいなと思う方は少なくないでしょう。
音楽好きであれば誰しも、ミュージャンとして成功したい夢見る人も多いんです。
華やかなイメージのある職業だけに、生き方も自由な感じがしますよね。音楽に関わり、ミュージシャンとして仕事をする為には、いったいどうすればいいのでしょうか?
今回はフリーランスのミュージシャンになるには?について詳しく説明致します。
実際にフリーランスのミュージシャンとして仕事をしていく為に必要なこと、ミュージシャンの仕事内容、平均月収・年収・必要なスキルなど具体的なことにも触れていきます。
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フリーランスのミュージシャンの平均収入
平均年齢 | 26歳~35歳 |
平均月収 | 8万〜100万 |
平均年収 | 100万〜1000万 |
1案件平均単価 | 数千円〜数百万 |
まずミュージシャンの平均収入ですが、上記の表を見ても分かる通りかなりピンキリです。
メジャーデビューなどで有名になれば収入は上がりますが、下積み時代を送っているミュージシャンはそれほど収入は多くありません。
かなり実力世界であり、それなりの経験と運が必要ですが、様々な収入の得かたがありますので経験を生かして裏方に廻って収入を作っている人も多岐に渡ります。
フリーランスのミュージシャンの仕事内容
一言でミュージシャンと言っても、その仕事の種類は様々あります。
具体的にミュージシャンの仕事にどのようなものがあるか、ご紹介していきます。
- メジャーデビュー
- 作家作詞・作曲家
- スタジオミュージシャン
- 講師
- レコーディングエンジニア
①メジャーデビュー
アーティストやシンガーと呼ばれる歌手やバンド活動など、レコード会社や音楽業界からメジャーデビューすることを言います。
作品発表の他、ライブ活動やイベントなどへの出演なども行い、ファンを獲得し、自身の音楽活動で生計をたてていく、プロのミュージシャンというのが一般的にはわかりやすいのではないでしょうか。
昔であればレコードデビューやCDデビューなどのパッケージ商品の作品を発売することが主流でしたが、現在ではインターネットを使った音楽配信が主流となりました。メディアへの露出も多くなると有名人となるのは夢ではありません。
しかし、有名アーティストになるには限られた極一部の人しかなることはできませんが、当たればかなり大きいです。
最近ではネットで公表して人気が出るというパターンもあり、以前に比べて世の中に自分の音楽をアピールする機会は増えました。
②作家作詞・作曲家
いわゆる音楽作家のことを言いクリエイティブな仕事になります。
これは、どちらかと言えば裏方的ポジションになり、楽曲自体を作る人になります。
バンドや歌手、アイドルに曲や歌詞を提供することにより報酬を得ます。
例えば、フリーランスの作家、もしくは音楽事務所に所属して専属作家として活動するといった働き方になります。
自分が作った曲がヒットした際には、儲けも大きいのも特徴です。
③スタジオミュージシャン
スタジオミュージシャンも裏方的な仕事の一つです。
プレイヤーの要素が強い仕事で、ライブのサポートやレコーディングなどを中心に行います。
音を作りだすのが仕事で、毎日音を奏でますので楽器好きの人にとっては天職と言えるでしょう。
④講師
ミュージシャンとしての演奏技術やスキルを活かして、人に教える仕事です。
若い頃は現役として活動していた方が、若手育成などで講師になる方もいて、フリーランスで講師をしている方も多くいらっしゃいます。
⑤レコーディングエンジニア
スタジオなどでのレコーディングやミックスダウンなどの音源の調整などを行う技術職です。
楽器などで演奏するプレイヤー的仕事とは多少異なりますが、音楽を作る上ではレコーディングエンジニアはかかせない存在です。
最近では機材の発達によって、宅録なども行える為、ミュージシャンが自ら演奏、レコーディングなども行う場合があり、ミュージシャンとエンジニアを兼ねる場合もあります。
フリーランスのミュージシャンになる為に必要なスキル
フリーランスのミュージシャンになる為に必要なスキルは、主に5つあります。
演奏スキル
曲を演奏することはミュージシャンにとって必要なスキルです。
例えば、弾き語りなどで人に音楽を届けるためには自分で演奏できた方が良いですし、自分で演奏することで正しい音程を確認することにもつながります。
もちろん、ボーカリストであれば実戦で演奏する必要はないかもしれませんが、大抵の場合はギターなど演奏しながら練習したりします。
音楽とは演奏ありきですので、日々の技術向上を努める必要があるでしょう。
音楽知識
ミュージシャンになるためには、様々な知識が必要です。
音楽についての理論や様々なジャンルに触れてみることで深みのある音楽になるでしょうし、音楽作りの幅が広がります。
また、楽譜を読むことや楽器や機材などの知識も必要となってきます。
体力
やはり何をやるにも体力が必要です。
ミュージシャンはスポーツ選手のようにタフでなければなりません。
売れっ子のプロのミュージシャンともなれば、かなり忙しくなるからです。実は拘束時間も長い仕事もあり、生活も不規則になりがちです。
感性
やはり音楽をやる以上、人に刺激を与えるわけですから、いつでも感性は敏感にしておく必要があります。
様々なことを吸収できる柔軟な感性が必要です。
人脈
ミュージシャンといってもフリーランスとなもなれば、自ら営業して仕事をとってこなければなりません。
それにはやはり、同業種や横のつながりなどコネクションが必要となってきます。音楽業界の様々な繋がりがあればあるほど、仕事のチャンスは増えて幅も広がります。
ミュージシャンとしてのテクニックと人間的な信頼感が大切となります。
フリーランスのミュージシャンになる為に取得しておきたい資格
ミュージシャンになるには、何か特別な資格は必要なのでしょうか?
結論から言えば、特に資格は必要ありません。ミュージシャンという仕事は学歴、職歴、性別、などは一切関係ありません。
必要なのは確かな技術と知識であり、楽器が演奏できれば誰もが目指すことができる職業です。
フリーランスのバンドマン、ボーカリスト、ミュージシャン、レコーディンクエンジニア、DJなど実に様々な仕事かがありますので、実力次第でミュージシャンになることは可能です。
フリーランスのミュージシャンが働く主な場所
フリーランスのミュージシャンの働く場所は様々です。
スタジオミュージシャンであれば、レコーディングスタジオやライブ会場。作家であれば自宅や所属の音楽事務所で仕事をされる方もいます。
音楽制作会社と契約して仕事をされるフリーランスのスタジオミュージシャンの方もおり、活動場所は実に様々です。
最近ではパソコンでのレコーディングが主流となっているので、プライベートスタジオを自宅に作って仕事をする方もいらっしゃいます。
ミュージシャンがフリーランスとして働く時に気を付けること
ミュージシャンとして仕事をする上で大切にしたいのは、やはり人間関係です。自身がバンド活動やアーティストとして活動する場合、ファンを大切にしましょう。
ファンへのアピールを忘れず、ブログなどはきちんと情報発信をして、ファンとの繋がりを作るように努力しましょう。もちろん定期的にライブ活動や作品の発表も必要です。
スタジオミュージシャンであれば、ミュージシャン同士の交流や音楽制作会社との人脈作りも必要です。
また、トラブルの原因となるのが口約束です。踏み倒しなどを避ける為、文書などを事前に取り交わしておくことも重要です。
フリーランスのミュージシャンとして活躍したいのなら
ミュージシャンという仕事は、非常に個性が必要とされる仕事です。成功すれば自分自身でしかできない、代わりのいない職業となります。
ロックミュージシャンなど一見、生き方なども派手で華やかなイメージもありますが、実は自分との戦いだったりします。
実際に、フリーランスのミュージシャンとして生きていくには、それなりの覚悟が必要となります。
そして「フリーランス」という限りは、「自称」ミュージシャンでも構わないわけです。
ミュージシャンにもいろんなタイプがあり、いろんな仕事があります。誰からも認めれ、有名になったから大成功かというと全てがそういうわけでもありません。
ミュージシャンという職業の最も大切なことは、「音楽」と書くように、音を楽しむことだったりします。やはり、ミュージシャンとして生きていく上では、楽しめなければ意味はありません。
そして、自分の音楽を聞いてくれるファンを集める活動も重要となってきますので、ブログやSNSなどで情報発信は必要不可欠となってきます。
当サイト大人の楽屋では、そういったフリーランスとして必要な道具であるWebサイトの活用法や効果的なSNSについて学べる環境になっています。
夢を追いかけるあなただからこそ自分の力でフリーランスとして独立してほしい。これからミュージシャンとして活躍していきたいのであれば、ぜひ大人の楽屋がどんなところか見てみてください。