こんにちは。及川です。
今回はドメインについてお話いたします。
あなたは『ドメイン』という言葉を聞いたことはありますでしょうか?
一般的には「独自ドメイン」と言ったほうがいいかもしれません。
独自ドメインを取得することで、
あなたがこれから作りたいブログに好きなURLをふることができるようになります。
「ドメインという言葉は聞いたことはあるけど、よくわかっていない」
「独自ドメインを取得したいけど、難しそう」
という方もいると思いますので、こちらの記事ではドメインについてわかりやすく説明していきます。
Contents
1.ドメインとは何か?
まず、ドメインとは一体何かについて説明します。
ドメインはいわゆるインターネット上の住所です。
インターネットのブラウザ(インターネットエクスプローラーやGoogle Chrome、Firefoxなど)でみてみましょう。
例えば、Yahooのトップページを見て見ますと、
ブラウザのアドレスバーの部分に(http://www.yahoo.co.jp/)と表示されます。
こちらの【yahoo.co.jp】というところがドメインになります。
当サイト『LET.House』で言えば【let-house.com】がドメインです。
こちらは私たちが取得した独自ドメインです。
また、こちらのドメインを取得しますと「サブドメイン」というものが使えるようになります。
サブドメインは【●●●.let-house.com】といったものです。
こちらのサブドメインはサーバーの設定にもよりますが、
サブドメインを複数作ることも可能ですので、
関連のホームページを作りたいときに非常に便利です。
また、ドメインを取得しますとメールアドレスを使用することもできます。
『LET.House』だと【●●●@let-house.com】です。
(●●●の部分は好きに決めることができます)
つまり独自ドメインを取得してしまえば、あなたの好きな名前でサイトやメールアドレスが作れるようになるのです。
これができるとgmailやyahooなどのフリーメールでなく、
ちゃんとしたアドレス、サイトを作っているという見栄えの良さもあります。
2.「トップレベルドメイン」と「セカンドレベルドメイン」について
ドメインの中でも大きく二つの部分に分けることが出来ます。
ひとつは「トップレベルドメイン」、もうひとつは「セカンドレベルドメイン」です。
トップレベルドメインは「.com」「.jp」「.net」「.co.jp」「.info」といったものです。
まだまだ他にたくさんあります。
セカンドレベルドメインとはさきほどのYahooやLETHouseで言うと、
「yahoo」や「let-house」の部分を言います。
このように独自ドメインを取得する際は、セカンドレベルドメインを入力し、
その後、そのセカンドレベルドメインの名前から
使用できるトップレベルドメインを決めることで
ホームページやメールアドレスを使うことができるようになります。
3.ドメインの種類について
ドメインの種類はたくさんあります。
こちらで言うドメインとは2.で説明した「トップレベルドメイン」のことを言います。
よく目にするのは「.com」「.co.jp」「.ne.jp」「.net」「.jp」「.info」などでしょう。
ドメインの種類は大きく分けると二種類あります。
gTLD(Generic Top Level Domain)とccTLD(country code Top Level Domain)です。
「gTLD」とは?
こちらのドメインは世界中の誰もが取得することができます。
「.com」「.net」「.info」「.biz」「.org」といったものになります。
これらのドメインは比較的維持費も安いです。
(年間で数十円~千円ほど)
個人で独自ドメインの取得を考えている方にお勧めです。
「ccTLD」とは?
こちらのドメインは原則として特定の国の組織や人だけが取得できるドメインです。
「.jp」「.co.jp」「.ne.jp」「.or.jp」などがそれに当たります。
これらは全て日本のドメインですが「.jp」以外は企業や特定の組織用になりますので
個人で取得することは出来ないドメインです。
上記をまとめるとお勧めのドメインとしては「.com」「.net」「.info」「.biz」「.org」です。
これらは年間維持費がとても安いです。
ただし、ドメイン取得は早い者勝ちです。
特に「.com」は非常に人気のあるドメインですので、
セカンドレベルドメインでつけたい名前があったとしても、
すでに誰かに取得されてしまっている可能性があります。
「ccTLD」の「.jp」は個人でも取れます。
ただし、維持費は「.com」などに比べると3倍ほど費用がかかってしまいます。
4.独自ドメインを使うことのメリットとは?
ここまで読んでいただいて、独自ドメインのことをご理解いただいたかと思います。
実際に独自ドメインを使うことで良かった点、メリットを挙げてみます。
1.サイトが覚えやすくなる
独自ドメインにすることで自分の好きなアドレスにすることができるので、
他者から見てもわかりやすくなります。
例えば、無料ブログのアメーバブログを使うとしたら
「http://ameblo.jp/●●●/」になってしまいます。
このアドレスは無数に存在します。
また、レンタルサーバー会社が提供しているサブドメインの場合、
どうしてもそのレンタルサーバーが運営しているドメインを含んでしまうので
アドレスが長くなってしまいます。
独自ドメインにすればあなたが運営しているホームページの内容に即した
ドメイン名を取得することができるのです。
2.サイトのイメージアップにつながる
ホームページのURLが独自ドメインになっていると、
サイト自体がちゃんとしたものだと感じたことはありませんか?
商用サイトは例外なく独自ドメインでやっています。
あなたが商用サイトを運営しようと考えている場合は絶対に独自ドメインにしてください。
例えば、車のサイトを作ろうとした場合
「http://abcde.ne.jp/kuruma/」と「http://kuruma.com」でしたら後者の方がいいですよね。
3.SEOにも強くなる
ホームページを運用した当初はそこまでではないのですが、
長く運営していくことを考えると独自ドメインで運用することで、
検索エンジンから評価され、上位表示されるようになってきます。
私がおすすめしているのはこの検索エンジンから評価されていくという点です。
「SEO(検索エンジン最適化)」と言います。
独自ドメインにして、レンタルサーバーを使い、
ワードプレスを導入してブログ運営をすることで
検索されやすいサイトを構築することができるようになります。
4.サーバーの移転が楽に出来る
レンタルサーバーを使い始めた頃ではあまりないですが、
今後何かの理由でサーバーを移転しなければならなくなった時、
独自ドメインでしたら少ない手間で済んでしまいます。
考えてもみてください。
もし、移転となってしまった場合、
ホームページのURLを変えなくてはいけないのです。
URLが変わるということは、
いままで検索エンジンから評価されていたURLが全てなくなってしまうのです。
また、相互リンクしていたのであれば全てのリンク先にアドレスの変更をお願いしなくてはなりません。
3.でお伝えした「SEO(検索エンジン最適化)」をしっかりやっていればいるほど、
それまでの努力が全て無駄になります。
せっかく「Google」や「Yahoo」で検索の上位表示がされていてもまた一からSEO対策のやり直しになります。
その点、独自ドメインであればサーバーを移転する際にもアドレスを変える必要が無いので、このような心配もありません。
これらのことを考えると、独自ドメインを取得して運営していくことが大事であることがわかると思います。