フリーランスのカメラマンになりたいけれど、どれくらいの月収を稼げるのか?
あるいは自分は、フリーランスとしてやっていけるのか?
このようなお悩みのカメラマンは多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、これからフリーランスのカメラマンになりたいという人に向けて、気になる平均収入や仕事内容、カメラ撮影技術以外で必要なスキルを紹介しますからぜひ参考にして下さいね。
Contents
フリーランスのカメラマンの平均収入
平均年齢 | 30代〜50代 |
平均月収 | 290,000〜555,000円 |
平均年収 | 3,500,000〜6,500,00円 |
1案件平均単価 | 30,000円〜50,000円 |
参考データ:平均年収.JP
フリーランスのカメラマンと言ってもジャンルが様々ありますから、平均年収もバラバラです。
とはいえ、企業に勤めるカメラマンと違って、フリーランスのカメラマンは案件次第で1000万円以上も可能です。
人気カメラマンになれば、様々な企業から引っ張り凧になりやすいですから、フリーランスのカメラマンになるメリットは多そうですね。
フリーランスのカメラマンの仕事内容
先述したようにフリーランスのカメラマンと言ってもジャンルは様々。
得意なジャンルな不得意なジャンルがあると思いますから、今一度カメラマンの仕事内容を確認しておきましょう。
スポーツカメラマン
野球・サッカーなど選手の試合中の写真を撮影する仕事です。
早い動きや、その瞬間を捕えて撮影する高度な技術が必要になります。
商業カメラマン
雑誌・ポスターなどに使用される物(車・料理・グッズなど)や、モデルやグラビアなどの写真を撮影します。
モデル・グラビアなどを撮影する場合には、照明などを担当するアシスタントカメラマンや、スタイリスト・メイクアップアーティストなどと協力して仕事をする事が多いですね。
有名なカメラマンになると、何名ものアシスタントを雇っているケースもあります。
ブライダルカメラマン
ブライダルカメラマンは、結婚式・披露宴の写真を撮影するカメラマンです。
フリーランスとして、ブライダルカメラマンを専門で行なっている人たちもいます。
結婚式や披露宴では、一生の思い出に残る思い出は重要ですからね。
芸術カメラマン
人物・風景など、芸術的な作品を撮影するのが芸術カメラマンです。
芸術カメラマンの多くは、写真集を出したり、個展を開くなどして収入を得ています。
高い技術力だけでなく、人の心を動かすセンスが必要な仕事です。
フリーランスのカメラマンになる為に必要なスキル
これからフリーランスのカメラマンになりたい人は、カメラ技術以外にも様々なスキルが必要になってきます。
ここではフリーランスのカメラマンに必要な3つのスキルについて紹介しますね。
コミュニケーション能力
フリーのカメラマンでなくても、カメラマンという職業は基本的にたくさんの人とコミュニケーションを取る仕事になります。
また、グラビア・モデルなどの撮影を行う場合、被写体となる人物がより最高のパフォーマンスを出せるようにするのもカメラマンの力にかかっているといっても過言ではありません。
例えば、モデルとなる人物が笑顔になれるように褒めながら撮影したり、道具を活用して子供を笑わせたりするスキルですね。
さらに言えば、多くのアシスタントカメラマンに指示を出したり、広告のクライアント・ヘアメイクなど多くの人たちをまとめて、より良い雰囲気を作るのもカメラマンの仕事です。
その為、カメラマンという仕事上、社交性や高いコミュニケーション能力が必要になります。
商品などの人以外の写真を専門に扱うカメラマンの場合でも、お客さんの意図をしっかりと理解して仕事を進めなければいけません。
また、フリーカメラマンの場合は、ギャラの交渉や日程の調整なども自分自身が行わなければいけませんので、フリーカメラマンにとってコミュニケーション能力は必須のスキルです。
営業力
フリーカメラマンであるということは、自分自身で仕事を取って来なければ収入を得ることはできませんので、営業が必要になってきます。
フリーカメラマンになってホームページを立ち上げれば、すぐに仕事が入ってくるわけではなく、
最初は、以前勤めていたスタジオの紹介や、お世話になったクライアントなどから仕事を得る事が多くなるでしょう。
過去の人間関係を頼って仕事を得ていくのは重要なことですが、それだけでは仕事も収入も増えてはいきません。
その為、積極的に営業活動をしていく必要があるので、営業力は必須スキルと言っても過言ではありません。
下積みの経験
フリーランスのカメラマンになりたいと思ってフリーカメラマンになったとしても、翌日から仕事を得られるわけではありません。
ある程度の下積み経験を積んだ上で、実績などをアピールする事で、今後の仕事を得る事ができます。
また、下積み時代に仕事の内容を覚えたり、クライアントやモデルとのやり取りなど仕事の流れを覚えていくことも必要です。
フリーランスのカメラマンは、1人で現場を指揮する事も増えていくので、ある程度の経験は必要なスキルといえるでしょう。
フリーランスのカメラマンになる為に最低限必要な機材
企業にカメラマンとして活動している人であれば、会社からカメラを貸してもらって活動している人もいるでしょう。
しかし、フリーランスのカメラマンの場合は会社から貸してもらえる訳ではないので、自分自身で必要機材を用意する必要があります。
クライアントに満足してもらう為には、良い写真を取ることが必要ですから、
- デジタル一眼レフ
- ズームレンズ
- ストロボ
- 単焦点レンズ
などは最低限の必要な機材は揃えておいた方が良いでしょう。
そのほか、仕事の内容によってさらに必要となる機材は異なってきます。
例えば、スポーツカメラマンの場合は、基本の機材の他に、魚眼レンズ・超広角レンズ・望遠レンズ等を揃える必要があります。
スタジオカメラマンであれば、ケーブルレリーズ・レフ板・アイランプなども必要ですね。
クライアントの要望に出来るだけ応える為にも、どのようなシーンにも対応できるだけの機材を持つ事がベストです。
フリーランスのカメラマンが働く主な場所
フリーランスのカメラマンが働く場所は、企業・結婚式場・出張など様々です。
ここでは、主に3つの働く場所について見ていきましょう。
企業で撮影する場合
大手企業の場合は、自社商品の撮影を自社で行なっているケースが少なくありません。
その場合は、フリーランスのカメラマンと契約する事も多く、週に3日などの契約の他、撮影用の商品が揃った際にその都度契約するなど様々な形があります。
結婚式場の場合
ブライダルカメラマンの場合は、主に結婚式場が働く場所となります。
ただし、場合によっては結婚式の前撮りの写真撮影などで、海や山、新郎新婦の思い出の場所など外での撮影に対応する場合もあります。
ブライダルカメラマンの場合は、カップルの撮影が入る都度にカメラマンに連絡が入って日給制、もしくは1回○円という形で報酬を得る事が多いです。
出張の場合
出張カメラマンとして活躍するフリーランスの方々も増えてきましたね。
出張カメラマンは、お客様の要望に応じてスタジオ内ではなく、お宮参りや七五三などで参拝先や思い出の場所、お気に入りの公園など様々な場所での撮影に対応します。
カメラマンがフリーランスとして働く時に気を付けること
カメラ技術があるからと言っても、多くの仕事案件がくるわけではありません。
フリーのカメラマンになる際には、以下の2つに気をつけて働く事が大切です。
ある程度の集客の目処をつけておく
いきなりフリーランスのカメラマンになる事も不可能ではありませんが、集客できる目処がなければ最悪の場合、収入が0円になってしまうケースも少なくありません。
フリーランスになる前から、クライアントとの繋がりを増やしておき、周りの人々にも声をかけておいて少なからず営業活動をしておいてからフリーランスになる事が大切です。
確定申告など事務手続きが必要
フリーランスのカメラマンになると当然ですが、確定申告(青色申告か白色申告)を自分で行う必要があります。
その他、会社員であれば年金や税金の納付は会社が行なってくれていましたが、フリーランスになると全て自分で行わなければいけません。
フリーランスになる前に、必要な事務手続きや、確定申告に必要な書類や申告方法などをある程度、勉強しておきましょう。
これからフリーランスになりたいなら
フリーランスのカメラマンと一言で言っても、スポーツカメラマン・芸術カメラマン・ブライダルカメラマン・スタジオカメラマンなどと様々です。
フリーカメラマンになると、自分で営業から事務処理を行う必要がある為、企業に勤めている時よりも忙しくなるケースが少なくありません。
ですからフリーランスになりたい場合には、独立してから集客に困らないように、SNSやブログを活用して自分自身の認知度を少しでも高めておくと、仕事を手に入れやすくなります。
カメラマンとして活躍している人であれば、パソコンスキルはある程度持っていると思いますので、ブログ発信も苦ではないでしょう。
とは言っても、むやみやたらに情報発信をしても集客には繋がりません。
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