- 転職したい。
- 企業したい。
- 留学したい。
- 通勤ラッシュが嫌。
- 同僚が嫌い。
- 働きたくない。
- 引きこもりたい。
理由は無くてもとにかく仕事を辞めたい!
正直に自分の気持ちをぶつけたり、適当に理由をつけたりしてサヨナラしてしまえばいいのですが、そこは立派な社会人として、今までお世話になった会社とももめたり角を立てたりせず、職場の方々とも清々しくお別れして円満退職で辞めたいですよね。
でも、辞められると人手不足で業務に支障が出たり、上司の評価が下がってしまったり、会社側としては損失となるので引き止められるかもしれません。
退職理由が曖昧で、そこにつけ込んでズルズルくどくど引き止められたりするのも面倒です。
そこで、確実に退職できるオススメ理由とポイントをお伝えしますね。
確実に退職できるおすすめ理由
キャリアアップしたい
勤続何年で給料いくらアップ、定年まで給料やボーナスは上がり続け、退職金もたくさん貰える、そんな将来安泰な時代とは今は違います。
キャリアアップしながら、個人としての価値を高めていかなければなりません。
そんななかで、働き続けてもキャリアの形成が難しい、キャリアアップが見込めない職場に身を置き続けなければいけないなんて死活問題です。
心ある上司の方なら、引き止めにくいはずです。
前向きな理由ですので、上司も応援してくれるかもしれません。
また、今までの仕事内容と、これから先どんな仕事をしてキャリアアップにつなげていきたいか、明確なビジョンを考えることができれば、転職時の面接で聞かれる退職理由にも応用できますので、より深く掘り下げて考えてみると良いでしょう。
伝え方の例
お忙しい中申し訳ありません。突然ですが、退職させていただきたく、お時間をいただきました。
これまでお世話になったことは大変感謝しております。
しかし、将来について改めて考えたところ、もっと業務の幅を広げ、新たな環境で自分の能力を高めていきたいと思うようになりました。
今の仕事では、会社規模や組織体制からどうしても業務の一部分にしか触れられないため、より広範な業務に携われる仕事をしていきたいと考えております。
誠に身勝手ですが、◯月までに退職させていただきたいと存じます。よろしくお願いいたします。
違う業界、分野の仕事にチャレンジしたい
学生時代に希望していた業界には就職活動が上手くいかず、現在の業界で妥協して働いている方もおられるかと思います。
就職活動の時期によっては就職氷河期とかありましたし、なかなか卒業と同時に希望の業界に行ける人も少ないのではないかと思います。
学生時代には知らなかった分野を働いている間に知って、そちらへ転向したくなる事もありますよね。
職業はたくさんありますから、いろいろやってみたいと思っても、なんら不思議はないと思います。
今とは全く別のフィールドで自分の力を試してみたい、と言われたら、こちらも引き止めにくいはずです。
そんな無謀な事と思ったとしても、口に出す人は少ないでしょう。
こちらも①キャリアアップと同様に、転職時の面接でも使える退職理由ですね。
現在の仕事から得たものを全く違う業界で、どのように役立てることができるのか、じっくり考えてみると良いかもしれません。
伝え方の例
お忙しい中、お時間をつくっていただきありがとうございます。誠に勝手ではございますが◯月に退職させていただきたいと考えております。
未熟で至らないことが多かった私を一人前に育ててくれた会社には感謝しかありません。
今の仕事にも魅力は感じていますが、実は以前から〇〇の業界に興味を持っており、かねてよりチャレンジしてみしたいと考えておりました。
将来のことを考えると、興味のある新しい仕事に挑戦できる最後のチャンスになるかもしれないと思い、このたび退職を決断致しました。
誠に勝手ではございますが、ご了承いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
健康問題を優先したい
現在ブラック企業にお勤めで、過労で体を壊しかけている方は、この理由で間違いなしだと思います。
すぐに病院へ行って、診断書を書いてもらいましょう。
仕事をし過ぎて健康に害を及ぼすなんて、あってはならないことです!
そのまま無理して仕事を続けて、生命にかかわる状態になってしまっては一大事です。
自分の身体のことを一番に考えて、すぐにでも退職して下さい。
伝え方の例
仕事を続けたいと思い頑張ってきましたが、最近では体調がすぐれないことが多く、現在の業務は急に体調不良になったときに代わりをお願いできないため、このまま続けるのが難しいと考えています。
しばらく療養するため、大変申し訳ありませんが、○月末に退職させていただきたく存じます。
結婚したい
女性限定で使える理由です。
寿退社という言葉が存在するくらいですから、結婚を理由に辞める女性は多いですし、おめでたいことですので反対したり引き止めたりしにくいでしょう。
仕事を続けたくても、結婚する相手の希望が専業主婦なんです。と付け加えれば完璧です。
伝え方の例
私ごとですが◯月に結婚することなりました。
結婚しても仕事を続けられるか悩みましたが、 結婚に伴い家庭を優先したいという気持ちが強く、誠に勝手ではございますが◯月に退職させていただきたいと考えております。
家庭の都合
退職理由の王道として「家庭の事情で退職します」ということがあげられます。
「親の介護」「妻の看病」など、具体的なことで伝える人もいます。
ただし、よく使われる口実ですので、本当の理由では無いと疑われて、本当の理由を問われたり、嘘ではないか探りを入れられることも多いかもしれません。
家族の介護や育児など、仕事より家庭を優先したいと思う方は多いのではないでしょうか。
ワークライフバランスは大切ですし、働き方改革によって欧米人のように日本人も男女とも仕事より家庭優先の人が増えて欲しいものです。
上司も家庭のことに口は出しにくいでしょうし、強い意志があれば簡単には引き止められないと思います。
ただし、伴侶の転勤について行くや、家族の介護のために引っ越すなど、あからさまな嘘をつくと、もし万が一退職後にばったり職場の方に会ったりするととても気まずいので、あまりおすすめできません。
伝え方の例
家族が高齢となったため、介護に専念したく退職の意思を固めました。大変申し訳ありませんが、○月に退職をさせていただきたく存じます。
夫が転勤することになりまして、仕事を続けるか大変悩みましたが、転勤先に付いていくことを決断しました。
ご迷惑をおかけしますが、○月に退職をさせていただきたく存じます。
退職理由を伝える際の注意点
退職交渉の時期
退職するためのファーストステップとして、上司に退職を切り出す必要があります。
いきなり退職願をだすのはドラマや映画の中だけですので、まずは上司に口頭で切り出しましょう。
民法上は2週間で辞められる事となっていますが、一般的には1〜2ヶ月前が目安です。
引き継ぎや次の人員の確保のためにも、できるだけ早めに切り出した方が良いでしょう。
会社によっては就業規則で定められている場合もありますので、念のため就業規則を確認して、定められている場合は就業規則に従うようにしてください。
また、退職交渉の時期が会社の繁忙期にかぶってしまうのも良くないでしょう。
今は忙しいからちょっと待ってほしいと言って、退職時期を伸ばすように説得されてしまうかもしれません。
順番を守る
退職の意志が固まって、すぐに仲の良い同僚やお世話になっている先輩に話したくなる気持ちはわかります。
ですが、社会人としてこれはNGです。
同僚や先輩などから噂が広まって、上司の耳まで間接的に届いてしまっては、上司の方の面目が丸潰れです。
まずは真っ先に直属の上司へ伝えましょう。
その上司がどんなに頼りなくても、最初に相談という形で報告するのが社会人としての礼儀です。
間違ってもいきなり部長や社長に話してはいけません。
上司の管理能力が問われてしますし、部長や社長も困ってしまうでしょう。
また、どんなに上司がキライだとしても、メールで退職の意思を伝えてはいけません。
直接、上司に少しだけ時間を作ってもらい、どこか他の社員の耳に入らないような静かな空間、たとえば会議室などで話をするのがベストです。
会社に対するネガティブな理由は避ける
どうせ辞めてしまうのだから、言いたいことを言って辞めればいい、と思うかもしれませんが、これは賢明ではありません。
パワハラ、セクハラ、サービス残業、休日出勤、細かな不平、不満などいろいろあるでしょうが、正直に話したところで退職はスムーズには進みません。
例えば給料が安すぎるので辞めたいと伝えれば、昇給を提案されるかもしれません。
そうしたら、辞める理由が無くなってしまいます。
また、退職理由を伝えてからすぐに辞められるわけではなく、最低でも2週間はその職場で働き続けなければならないのです。
そのため、その退職理由がネガティブなものだと、もしかすると残りの期間に嫌がらせを受けたりするかもしれませんし、その理由が同僚に広まって職場がギスギスして働き辛くなるかもしれません。
退職理由が思いつかない時、嘘をつきたくない時の退職理由
どうしても良い退職理由が思いつかなかったり、嘘をつくのが心苦しかったりするのでしたら、最初から最後まで「一身上の都合」で通しても、なんら問題はありません。
「一身上」とは、「自分の身の上に関する事柄(ことがら)」のこと。
「身の上の事柄」という意味の「身上」に、「一」が付くことで「自分の」という意味になるようです。
言い換えれば、個人的な事情や、家庭の事情というところです。
法律上では退職理由を詳細に伝える義務はありませんので、どんなに会社からしつこく理由を聞かれても、自己都合の退職の場合は言いたくなければ「一身上の都合」以上の回答はしなくても大丈夫です。
退職が決まってからやってほしいこと
この記事でまとめた方法を使えば、あなたも晴れて今の職場を辞められます。
しかし、もっと大事なのは退職してからどうするかです。
あなたが今の会社を退職する本当の理由はなんでしょうか?
- もうブラックな会社に勤めたくない
- もっと収入の高い働き方をしたい
- もっと休みの取れる働き方をしたい
- 先輩みたいになりたくない
…とこんな理由ではないでしょうか?
ほとんどの方は、ネガティブな理由で会社を辞めます。それ自体は全く悪いことではありません。魅力のない会社の方が悪いのです。
再就職が失敗する確率は25%(40代なら86%)
ただし、もっと条件のよい会社に勤める事は困難を伴います。
調査によれば、4分の1は「転職に失敗した」と感じているそうです。年齢が上がるほど転職失敗率は下がり、40代の転職失敗率は86%と言われています。
あなたが今の会社を退職しても、今より幸せになれる補償はありません。
事前に会社を見極めようにも、働いてみないと会社のことはほとんどわかりません。
「もっと自由が欲しい」「自分の好きな業務に専念したい」という願望があっても、それが満たされる可能性は10分の1もないでしょう。
しかし、もっと高確率で、「自分の好きなタイミングで休みを取り」「自分の得意な仕事をして」「同年代よりも高い収入が得られる」という破格の労働条件で働く方法が存在します。
それは『フリーランス』です。要するに独立・起業するのです。
こうすればゼロからでも独立起業は可能です
「自分に独立起業なんて…」と思うかもしれませんが、ちゃんと正しい手順で正しい方法を学べば、ゼロからでもフリーランスになる事は可能です。
実際、当サイトが運営する『大人の楽屋』というコミュニティでは、20代でも未経験からスキルを習得してフリーランスになった方がたくさんいらっしゃいます。
半年から1年程度、しっかりとスキルを習得し、ビジネスのイロハを学べば、あなただってフリーランスになれます。
デザイナー、ライター、プログラマーなどあなたの得意なスキルを伸ばせば、それを使って会社に頼らず生きていけるのです。
「最高の転職先」を見つけて望みの薄い転職活動をするより、フリーランスになって自由を得る方がよっぽど難易度は低いです。
お金をもらいながら独立・起業の勉強をする方法
また、退職後は、失業保険や各種社会保障制度を使って、学びながらお金をもらうことが可能です。
つまり、
退職後も収入の心配なく勉強を続けて、フリーランスとして活動できるだけのスキルを十分に習得するだけの時間が取れるのです。
多くの方は失業保険しか申請しませんが、それ以外にも様々な社会保障制度があり、それを知らない多くの方が多額の給付をもらい損ねています。
具体的には、会社からの総支給額が25万円だった方は最大28か月間にわたり総額315万円を受け取れる可能性があります。
ただ、それらの保障制度に関しては、かなりややこしく、素人ではどのお金がどうすればもらえるのか判断が大変困難です。
そこで、『大人の楽屋』ではそれらの相談を無料で受け付けています。
大人の楽屋では社労士と提携して、あなたが本来もらえるお金をしっかりと受け取るためのアドバイスが可能です。
また、大人の楽屋では、あなたがフリーランスとして一人でも生きていくための専門スキルや、お金を生み出すためのビジネススキルを0から伸ばしていくお手伝いをしています。
フリーランスとしての稼ぎ方を教えるだけでなく、大勢のフリーランスや起業家が関わっているため様々な人脈を作ることが可能です。
退職を決めてから実際に退職するまでにいくらか期間があるでしょうから、その間せっかくなので『大人の楽屋』でフリーランスになるための勉強をしてはいかがでしょうか?
特別な技能や、ビジネスの知識があれば、フリーランスではなく会社員の道を選んだとしてもきっと役に立つはずです。
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